企画目的

チャリティコンサート2015開催のについて

実行委員長  山田繁幸

実行委員長 山田繁幸誰もがあまりの惨状に言葉を失った平成23年3月11日。なんと悲惨極まりない天災が、この日本に起こったのでしょうか。亡くなった方と行方不明者は2万人を超え、現在も多くの人が不自由な避難所や仮設住宅で暮らしています。さらに史上最悪の原発事故で避難させられた人たちは住み慣れた地に戻れるめどさえ立ちません。
 明日の日本を担う多くの子供達も多くのものを失いました。家族、友達、学校・・・・。推量ることのできぬ大きな心の傷はどうケアしたらよいのでしょうか。
 この惨状に対して私たちができることはと、音楽、ことのほかギターを愛する仲間と共に話し合い、音楽は『生きる』を支える力になると確信し、コンサートの開催を決意いたしました。
開催に際しては、営利の排除を前提とし、主催者のすべてがいわゆる『手弁当』で参加。限られた経費以外、収益金のすべてを被災地支援活動に積極的な豊島区を通じて被災地に向けた義援金とさせていただきます。また、当コンサートを豊島区内にて開催いたすことは『文化・芸術創造都市』を宣言する区の姿勢にふさわしいイベントになることと信じております。
復興への道のりは長く険しいと誰もが疑いません。私たちは被災された方々に寄り添うような気持で息の長い活動を願っており、継続的な開催を考えており、今回で3回目の開催となります。
このイベントには一切の政治的・宗教的意図はなく、ただひたすら被災地の方々へ少しでもお役に立たせていただきたいという想いのみで実施いたします。
さらに、当コンサートの収益金、義援金の使途など透明性の確保も重要課題として取り組み、初回コンサート(平成24年4月27日開催)では、皆様の温かなご支援、ご協力のお陰をもちまして、1,259,075円を、第2回コンサートでは、826,452円を豊島区を通じ、宮城県知事にお届けさせていただきました。
上記の主旨をご理解いただける全ての皆様にご協力お願い申し上げる次第です。